Corallus caninus
エメラルドツリーボア
ブラジルなどの南アメリカ原産のボアで最大180㎝程度です。
幼体は赤や黄色などですが成長とともに緑色になります。また、白いブロッチ状の模様が背骨に沿って並びます。緑一色で頭が大きいため綺麗で迫力がありますが、非常に神経質で気性が荒く牙が鋭いため取り扱いには十分注意してください。
グリーンツリーパイソンとよく似ていますが収斂進化によるものなので別種です。本種は上唇板全体にピットがある点で見分けることができます。
飼育例
ケージ:高さのあるもの
床材:無し・ソイル
温度:26~30℃
餌:マウス・ラット
備考:樹上性のヘビなのである程度の高さを確保して止まり木などを設置してください。南米原産のため、低温や乾燥は得意ではありません。また、神経質なヘビで牙が非常に鋭いため管理には十分注意してください。